先日夫がテレビを見ていて、「尿検査で15種類のがんがわかるみたいだよ」と教えてくれた。
え！！！！！
テレビをみると、自宅で尿を取って、検査機関に送って（検査機関が近いなら持って行ける）、結果は郵送で送られてくるらしい。
病院に行かなくていい！血液を採るときの痛みもない！
ステージ0、ステージ1の早期もわかるみたい！
しかも15種類ものがんが分かるそうです！
凄すぎ！
なのに、価格が12500円で、アミノインデックスよりずっと安い～
今までいろいろな検査を調べていますが、安くて簡単で高精度で、わかるがんの種類もこの尿検査が一番いいではないですかッ♡
実は、私はですね、9月にアミノインデックス検査を受けるつもりでした。
カンタンな血液検査で７種類のがんが早期に見つかるって知ってた？
検査ができる病院を調べていて、近場の一番価格が安い病院（価格は病院で異なり20000円前後）に決め、予約をとろうとしていたところ・・・その病院でコロナのクラスターが発生したのです。
そのため、検査を10月に延ばしたのでした～！
良かった～♡
もっといい検査があるから変更しろ～！
という、目に見えない力が働いたと思っています。
9月にあった町の腹部超音波検査は受けてしまいました。（アミノインデックス検査ではわからないがんが分かるので）
早速この尿検査を受けようと思い、ネットで調べて大切だと思うことを載せましたので、ぜひご覧ください♡
Ｎ-NOSE（エヌノーズ）検査の流れ
この尿検査を行っているのは、 株式会社HIROTSUバイオサイエンス（本社 東京）。
2016年8月に設立しています。
事業内容は、生物診断研究で、 線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売となっています。
（参考：https://hbio.jp/crp/outline）
この尿検査の名称が「N-NOSE」（エヌノーズ）。
↓検査の流れはこのようになっています。
ネットで検査キットを購入する前に、集荷対象地域かどうかを確認 https://www.n-nose.com/buy/#map。（まだ始まって間もないため、対象エリアが十分に拡大していない）
集荷対象地域なら、 ネットで検査キットを購入(https://www.n-nose.com/buy/)。
電話では購入できない。
近くにN-NOSEステーションがある場合は、ステーションでの購入が可能 https://www.n-nose.com/buy/
その場合は医療機関に予約し、自分で検査キットを購入する必要はなさそうです。
恐らくですが、検査結果は医療機関で聞くことになると思います。
↓
検査キットが届く。
購入した検査キットの有効期限は、到着から6カ月以内
↓
検査キットの郵送提出は受け付けていないようなので、検査のしおりにしたがって、尿の提出場所と予約期間を選ぶ。
- 自宅に取りに来てもらう時・・集荷料金2,200円（税込）、北海道・沖縄は2,750円（税込）がかかる。
申し込み1件につき、5名まで検体（尿）を提出できるそうです。 - 指定場所に提出する時・・サイトを確認してください（https://www.n-nose.com/buy/）。
↓
検査のしおりに従って尿を採る。
- 体調が悪い時、 アルコール摂取時または アルコールの影響が残っている時、 妊娠中、 生理中は避ける
- 採尿の時間は特になく、いつでも採尿していい。採尿前の4時間、飲食はしない。
- 中間尿（出始めと終わりは採らず、途中の尿）を採取する。
↓
検体の提出
- 自宅に取りに来てもらう場合は、採尿後すぐに冷凍庫で保存する（冷凍保存期間は最大7日間）。
冷凍庫の一番奥に入れて、中まで完全に凍結した状態で提出する。 - ステーションに4時間以内（6月～9月は2時間以内）に提出する時は 常温で提出できる。
↓
提出から検査結果まで通常6～8週間ほどかかる。
郵送で検査結果が届く（医療機関ではなく、自宅での尿採取の場合）
↓
ガンのリスクが高いと判定された場合は、医療機関に行き、PET/CT、MRI、エコー検査、内視鏡などで、個別のがんについての検査をする。
簡単ですね！
エヌノーズは、嗅覚に優れた 線虫が、がんの匂いに引き寄せられることを利用した検査なのだそうです。
線虫ときくとゾッとしますね・・・・・
アニサキスや回虫やギョウチュウが知られていますよね。
特に最近は「アニサキス」が世間を騒がせています。
体内に入ると吐き気や腹痛、発熱などの症状が現れるとのこと。
内視鏡によって除去しないといけないようです。
注意しないといけません。
でも、人間にとっては邪魔な存在の寄生虫が、がん検査という形で役立つなんて驚きです。
ウィキペディアをみると、回虫は戦前の日本人はほとんど全員に寄生していたそうです。(現在では農作物の肥料に糞便が用いられていないので、いない）
ギョウチュウ検査は近年まで学校で行われていましたよね。
卵が手から手に移るため、なくなっていないそうです。
このような線虫は、がん患者の尿の匂いを好んで近寄り、逆にがんではない人の尿は嫌って遠ざかるそうなのです。
この性質を利用した尿検査で、がんと診断された24人のうち、線虫は23人の尿を選ぶことができたそうです。（参考：線形動物 ウィキペディア）
まだ始まったばかりの検査なので、集荷地域が狭いですよね。
画期的な検査なので、これから急速に普及していくと共に拡大していくと思います。
Ｎ-NOSE（エヌノーズ）検査の特徴
- 線虫が反応することが分かっているがんの種類は15種類で、日本人がかかりやすいがんは全て網羅している。 尿検査で分かるがんの種類
胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がん、膵臓がん、肝臓がん、前立腺がん、食道がん、卵巣がん、胆管がん、胆のうがん、膀胱がん、腎臓がん、口腔・咽頭がん
（2019 年 9 月時点） - 価格が安い。15種類わかるがん検査が12,500円で受けられる。
- がんに対する高い感度86.3%が報告されている。
早期がんである、ステージ0,1からわかる。
[日本がん予防学会（2019年6月）、日本人間ドック学会（2019年7月）、日本がん検診・診断学会（2019年8月）で共同研究機関が発表したデータより] - 自宅でほんの少量の尿を採取するだけで、簡単に検査できる。
その他、知っておいた方がいいと思うこと。
- 年齢と性別による精度の違いは見られていない。
- だれでも検査ができる。
未成年で検査を受ける時は、代諾者の署名が必要になる。 - 15歳未満にみられる小児がんへの有効性については現在臨床研究中で、検証が終わり次第発表する予定。
感想
↓アミノインデックス検査と比較するのが申し訳ないぐらい、すべて勝っているこの尿検査。
カンタンな血液検査で７種類のがんが早期に見つかるって知ってた？
これからこの検査が普及していって、がんの１次検査の主流になっていくのではないでしょうか。
早速検査キットをネット購入しようと思い、対象地域を確認したら、ヒエ～！
私が住んでいる地域は対象外になっているではないですかッ！
そんな～・・・
住んでいる地域の対象は市内だけになっているのですが、我が家はまさに境界線近くで、道路向かいは市なのですよ。。。。集荷してくれ～！
いろいろな県をクリックしてみると、2021年10/3時点では、市が対象で、郡部は対象外のようです。
この記事を書きながら、どうにかならないものかと考えているところです。
N-NOSE（https://www.n-nose.com/lp/）
