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グランドスラムで活躍して生計を立てられるようにするには?

グランドスラムで活躍して生計を立てられるようにするには?ライフ

プロテニスプレーヤーとは、試合をすることで生計を立てる人のことを指します。

実力に応じてもらえる賞金と、企業とのスポンサー契約による契約料で生活しています。

 

でも実際は、その半数がテニスだけでは生計を立てることができないといわれています。

テニススクールのインストラクターなどをしながら副収入を得なくてはならないようです。

試合に勝ち、 世界ランキング100位ぐらいに入らないと生計を立てることは難しい。

結果が全ての厳しい世界です。

 

甥っ子がテニスを習っています。

錦織圭選手のようにグランドスラムで試合をすることが夢。

甥っ子に才能があるかどうかは別として、その夢を叶えるにはどうすればいいのか。

調べてみました~。

 

 

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大注目の大坂なおみ選手の年収

 

 

全米、全豪オープンで優勝を果たし、4大大会のグランドスラムを2連覇する快挙を成し遂げ、テニスの女子世界ランキング1位になった大坂なおみ選手。

今までの通算獲得賞金額も 11億円を突破!
杉山愛(元テニス選手で現解説者)さんが、 1772試合に出場してようやく8億を超えたのに対し、わずか 321試合で11億越え

(参考:サンスポ
2019.1.27 04:03
大坂、生涯獲得賞金11億円超!/全豪テニス
https://www.sanspo.com/sports/news/20190127/ten19012704030005-n1.html)

さらに下記の企業とスポンサー契約をしてます。

 

  • 日清食品
  • adidas
  • 資生堂
  • CITIZEN
  • YONEX
  • WOWOW
  • ANA

この契約金が大きく、年収はおそらく20億越えになるのではないでしょうか!!

しかも21歳になったばかりですよ~!

なんて羨ましい・・・

テニスって強くなるとこんなにもらえるんですね。

我が子にもテニスをさせたいと思った方も多いでしょうね。

 

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4大大会 グランドスラムの賞金額

 

4大大会グランドスラムの賞金額

 

全豪オープン(1月 オーストラリア  ハードコート)優勝賞金 3.5億円(2018年)
全仏オープン(5月 フランス  クレーコート)優勝賞金 2.6億円(2017年)
全英オープン(6月 イギリス  グラスコート)優勝賞金 3.2億円(2017年)
全米オープン(8月 アメリカ合衆国  ハードコート)優勝賞金 4.15億円(2017年)

非常に魅力的な賞金額ですよね。

ただ、このグランドスラムに無条件で出場できるのは 世界ランク104位までの選手。

104位に入っていない選手は予選を勝ち進まなくてはなりません。

 

グランドスラムの本戦は、1回戦で負けても約350万円の賞金が出るようです!

4大大会すべて1回戦負けでも、約1400万円は獲得できるということ!

注目度の高いグランドスラムに出ればスポンサー契約の可能性もあります。

世界ランク100位以内に入れるかが重要になってきます。

(参考: 日刊ゲンダイ
元ツアー選手語る 日本人がプロテニスで食べていく絶対条件
2016/10/17
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/156321)

 

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グランドスラムで活躍するプロを目指すために今すべきこととは?

 

 

テニスを始める年齢

 

やはりなんでもそうですが、できるだけ早いうちからテニスを始めることが大切。

大坂なおみ選手は 3歳、錦織圭選手は 5歳からスタート。

余談ですが、水泳の萩野公介選手はなんと 生後5カ月!!

 

一流選手は、遅くとも小学生になってすぐにスタートしているようです。

スタートのきっかけは親の意向がほとんど。

まだ幼いですから自分の意志で決めることは難しいですよね。

親がどれだけ子供の才能を見極めることができるか、そして、子供に夢を託せるかにかかっているといえます。

責任重大です!

 

錦織圭選手はどのようにして強くなっていったのか

 

5歳のときに、父親が子供用のテニスラケットを買ってきたのがきっかけ。

姉がテニスを始めていたこともあり、6歳のときに近くのテニススクールに通い始める。

 

小学4、5年生の時、中国地方代表として 全国小学生テニス選手権大会に出場。
(錦織選手は島根県松江市出身)

5年生でベスト8の成績を残す。

6年生の5月、全国選抜ジュニアテニス選手権大会12歳以下の部で優勝。

この大会の準決勝を観戦していた松岡修造の目に留まり、ジュニアキャンプに参加。

7月末に開催された全国小学生テニス選手権大会で、5試合ストレート勝ちで優勝。

その約10日後の 全日本ジュニアテニス選手権大会(12歳以下の部)でも全試合ストレート勝ちの優勝。

11月に、二度目の松岡修造ジュニアキャンプに参加している。

 

中学1年の10月に、 盛田正明テニス・ファンド(MMTF)の選考会に参加。

翌年1月、MMTFの候補生のとしてIMGアカデミーに2週間の短期留学。

ここで高く評価され、盛田正明テニス・ファンドの第4期特待生に選ばれる。

中学2年時の8月末に同じ選抜生2人とともに渡米。

(17歳までアメリカの留学費用を盛田テニスファンドに負担してもらっています。)

 

(参考:錦織圭 ウィキペディア

 

渡米後は才能をさらに開花させ、順調に世界ランクを上げ、名実ともに日本のトップ選手になりました。

錦織圭選手にとって、盛田テニスファンドによる渡米がその後の躍進への転機になったのですね。

 

錦織圭選手を強くするためにかかった費用

 

~5歳から留学する13歳まで~

 

近くのテニススクールに通う。

テニススクールに通っていたレッスン費。

・グループレッスン  月額1万500円(年間12万6000円)
・プライベートレッスン  月額1万2600円(年間15万1200円)

年間約28万円 

これに大会出場の遠征費がかかります。

遠征費 年間50万円(年5回)

遠征費を含めると、 年間総額 約80万円

 

月に6~7万かかっている

ことになりますね。

これを小学1年生の7歳から遠征すると仮定すると、13歳までの7年間に

80万×7年=560万

560万円を投資したことになりますね。

 

遠征費を含めなければ、習い事で年間30万以上を払っている家庭はかなり多いと思います。

遠征費を含めると、大学4年間の学費並みの金額に跳ね上がりますね。

遠征費ってこんなにかかるものなんだ~。

 

~14歳から17歳でプロになるまで~

 

アメリカのIMGアカデミーにテニス留学。
留学費用は盛田テニスファンドの支援を受けていたため 費用の発生はない

個人で負担する場合は 年間で600万以上は覚悟。

 

才能があるとこんなに支援していただける。

ご両親は嬉しかったでしょうね。

錦織圭選手は、家庭環境にも人にも運にも恵まれ、良いタイミングで才能を開花させ、家族に経済的な負担をほとんどかけることなくプロへの王道を順当に進んだといえますね。

 

(参考:KAIUNHUNTER
プロテニスプレーヤーを育てるにはこれだけの費用がかかる!?錦織圭の育成費用と年収を大公開!!https://ameblo.jp/sukattostaff/entry-11924879056.html)

 

盛田テニスファンド

 

盛田テニスファンドから支給される奨学金は、年1回のIMGアカデミーと成田空港間の往復チケット、IMG アカデミーの滞在費用(トレーニング、宿泊)、IMGアカデミーが決めた遠征費用、近くの学校に通う学費、また日本の通信教育を受ける場合はその費用です。

ちなみに、IMGアカデミーの授業料、寮費、学校代などの総額は 約600万円!!

全部払っていただけるなんて夢のようですね。

ただし条件があります。

  • 全国選抜ジュニア:ベスト4以上
  • 全日本ジュニアの12歳以下:ベスト4以上
  • 全日本ジュニアの14歳以下:ベスト4以上
  • 海外在住の場合はその国の最高位大会:ベスト4以上

 

ベスト4以上の成績でないと、応募もできません。

盛田テニスファンドは自分の夢が実現可能かどうかの関門です。

(参考:tennisfan.xyz
「盛田正明テニスファンド」知られざる5つの選考プロセス
2017.01.26
http://tennisfan.xyz/moritamasaaki-tennis-fund2/)

 

 

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プロへの近道は ITFジュニア に参戦すること

 

ITFジュニア大会は、ITF(国際テニス連盟)が公認した大会のことで、 13〜18歳なら誰でも出場できる大会

日本、世界のどこかで毎週大会が開催されています。

この大会に参加し、ジュニア世界ランクを上げることが最も重要!

その最上位の大会が、 ジュニアグランドスラムで、ジュニア選手の大きな目標となっています。

ちなみに日本にいて海外遠征する場合の1回当たりの費用は、 30万~70万(2週間から4週間滞在)

 

錦織圭選手もジュニアで世界ランクを上げて、ジュニアグランドスラムで活躍を果たしています。

 

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まとめ

 

まとめに使う画像

 

・グランドスラムで活躍して生計を立てられるようにするには、盛田テニスファンドの応募条件をクリアするために、全国選抜ジュニア、全日本ジュニア、海外在住の場合はその国の最高位大会でベスト4以上の好成績をおさめる。

・盛田テニスファンドに応募し、奨学金を得てテニス留学をし、ITFジュニア大会に参戦する。
あるいは、私費でテニス留学してITFジュニア大会に参戦する。
あるいは、日本のテニススクールに所属しながらITFジュニア大会に参戦する。

・ITFジュニア大会で勝ち進むことによってジュニア世界ランクを上げていく。

 

グランドスラムで活躍するプロを目指すなら、海外遠征は必至です。

家族のバックアップが重要になってきますね。

 

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