近頃は親が子供に与える体罰などのニュースってとっても多いですよね。
それは、子供が欲しくない人や子供に愛情を感じない人が急増しているからだと思っています。
多様化する今の時代にこのような考えに至ることは自然だと私は思います。
子供を作りたくない理由とは
ねたリカの記事から引用しますね。
(引用:ねたリカ
2019/10/13
共感されないけど…子どもを欲しいと思わない女の4つの理由
- いい親になれる自信がない
- 金銭的に難しい
- 夫婦の時間を楽しみたい
- 自分の時間を大切にしたい
そうですね。
分かる分かる。
私が若い頃も同じようなことを考えていました。
人を育てる、ということに対してプレッシャーを感じていたり、親という存在を神聖視しすぎている人ほど、子どもを持つことに尻込みしてしまうもの。 勢いで出産することはできても、産んでしまったら子どもの人生は止まることはなく、一生自分は「親」である……。そう考えると、簡単に人の親になんてなれない、と思ってしまう
私も親になる自信はありませんでしたね。
自分のことさえ自信がないのに、親になる資格があるのかと考えていました。
「彼とはずっと色っぽい関係でいたいから、子どもが欲しいと思わない。子どもがいると彼にとって『妻』じゃなくて『母親』という生き物になってしまう気がする。ずっと女性として扱ってほしい」
その通り。
結婚して子供が出来ると「母親」という生き物になります。
夫の気持ちが以前と変わらないようにするには、お互いの努力が必要。
また、夫との会話は子供の話題ばかりになります。
子供がいない時にふと別の事を話そうとしたら、話題が何にもない。
どうしようと思いましたね。
ただし、子供のことだけで一日が終わる、パートや仕事を持っていない主婦の場合ですが。
子どもが産まれたら、自立するまでは自分の時間を子どものお世話に費やすことになります。
「いちばん仕事が楽しいこの時期に子どもが産まれてしまったら、今と同じくらい仕事に打ち込むのはまず不可能。それなら子どもは欲しくない」
「平日夜に美術館やデパートにふらっと寄ったり、休日に好きなだけ眠って、映画やドラマを観るこの生活が大好き。だけど子どもができたら、そんな優雅なことが何にもできなくなるんでしょう?」
そう。基本、自分がしたいことは何もできなくなります。
私の場合は、社会とつながる仕事を辞めた代わりに、趣味の時間を持つことができました。
夫と子供達に感謝しています。
もちろん、子供優先、睡眠時間を削って趣味の時間に充てていたのでかなり痩せました。
子育てを楽しむことができない私は、そうしないと心のバランスが保てなかったのだと思っています。
「増税したし学費は高いし、いまの日本で子どもを産んでも貧乏に拍車がかかるだけな気がする。今は自分たちの生活で手一杯。いずれ親に仕送りもしなきゃいけないのに、子どもなんて産んだら家計はどうなるの?」
東京で子どもを産んで保育園から大学まで通わせようと思ったら、すべて私立の場合、数千万円かかることもザラです。
ここなんですね、私が今とても悔やんでいるのは。
私の両親の考えは、「女性は結婚して家庭に入るから、大学まで行く必要はない。高校を卒業したら就職して欲しい。そして早めにいい人を見つけて仕事を辞めて子供を産んで子育てに専念して欲しい。早く子供を産んでくれたら自分達はまだ若くて体力あるから孫の相手をして楽しめる。」
ホンネを口に出す人達ではなかったのですべて推測ですが、ずばり的中しているはず。
NHK連続テレビの「スカーレット」のきみこの父親の考え方に少し似ていますね。
いろいろありましたが、結局仕事を辞め、結婚して家庭に入り、子育てに専念してきました。
ある程度子供が大きくなってからは、パートをしています。
この先の子供の学費のことを考えると、結婚してもそのまま辞めずに働ける企業に就職し、社員として働かないと、中高一貫校の学費や留学費用、私大の学費、県外の私大に行かせる学費と生活費を準備するのは非常に厳しい。
子供を産むのであれば、今後の日本の教育環境がどのようになっていくのか予想し、それに合わせた子供の進学先を考えておく必要があります。
留学や海外生活を経験している子供は、大学入試にかなり有利ですよね。
留学費用を捻出できることは大切だと実感しています。
そうなんです。
お金は子供のためにすべて使ってしまうかもしれないんです。
子供の数が多いとそれだけ使うことになりますよ。
私は生活していける収入があれば、独身のままでいたいと思っていました。
でも、その気持ちを貫けなかった。
結婚して子供を産む選択をしたのなら、子供の学費の事をもっと真剣に考え、貯金をしていれば良かった。
留学や子供が進みたい大学に対して、行っておいで~と軽く笑って言ってあげられる親でありたかった・・・・・。
まとめ
子供が欲しい!
子育てに興味がある!
子供のお世話を仕事にしたい!
子育てすることで自分も成長したい!
と、心から思える人だけが子供を作ると、悲しいニュースも減ります。
社会の暗黙のルールや親の考え方を優先しないでください。
自分の気持ちに嘘をつかずに人生の計画を立ててくださいね。
わが娘達、「結婚したくない!子供嫌い!産みたくない!育てるの大変そうだから嫌!」
こんなことをよく言っています。
昔の私と同じです。
「ところがね、産んでみたら考えが変わるのよ。産まないからそんなこと言えるのよ。自分の分身だよ。可愛くて仕方がないよ。」
私の母や、友人が決まり文句で毎度毎度よく言っていた言葉を私は絶対に言いません。
「結婚したくないのならしなくていいし、子供を作りたくないのなら作らなくていいからね。はっきり言うけど、
孫が欲しいとは思っていないからね。ほんとだよ。」
私は娘達に世間とは逆の言葉を刷り込んでいます。
だって、孫の面倒をみなくてはいけないことになったら、私の人生って一体何だったの?になります。
自分の楽しみの中に「孫のお世話」を入れることができない人間が私なのです。