自分も人間なのに。同じ人間を怖いと思うなんて。
人が怖い。
特に人の目を見るのが怖い。
人と話すときに相手の目を見ますよね。
その瞬間、強い恐怖を感じます。
怖い!と心が勝手に反応してしまう。
反応しないときもある。そのときは普通に話すことができる。
反応してしまったときは、相手の話がおもしろい内容でも、心の中は恐怖と戦っている状態になる。
まず、私の目が反応してくる。
目がひくひくしてくる。まばたきが多くなり、けいれんしてくる。
そのまま相手の目を見ながら話を聞いていると、目だけでなく、顔全体がこわばってくる。
完全に引きつっている状態。
これは極度に緊張しているときの顔の状態と同じだと思う。
そうなると焦ります。こんな症状を見られたくない!どうしよう!
心が動揺してもっとひどくなる。
こんなことがよく起こるようになって、人と会うのが嫌になってきました。
勝手に顔がひきつってくる、そんな自分がいや。
なんでこんなに人が怖くなったんだろう。
この状況を変えるために私が試してみたこと、わかったこと。
この世界は、人と関わらないと生きていけない。
だから、人と関わることが楽しいとまでは思わなくても、なんとも思わないレベルまでもっていかないと、この世界を生きづらいと感じたまま生きていくことになってしまう。
生きづらいというネガな気持ちが心の中の大部分を占めて、ポジティブな感情を感じることが少なくなってしまうと、楽しい人生を送れない。
それはいや!
せっかく生きているのだから、この世界をもっと楽しみたい。
この状況を変えたい。
そう思って、人と話している時に、こわばりながらも試してわかったことがあります。
心がいつもより落ちているとき、沈んでいるときは、人を怖がる気持ちが強くなる。
こういうときに、無理に人と会って話すと、余計に顔がこわばる。
人と話すときは、相手に合わせて無理して心を上げようとしている。
その思いに今の自分の心がついていけないために、余計無理をして恐怖感が強くなり、顔がこわばるんだと思った。
心がいつもより落ちている時、沈んでいる時は、人と接するのは避けた方がいい。
私は、相手の目を見て話したいし、話を聞きたい。
人の目に恐怖を感じるようになったからといって、そらし続けることはしたくありません。
心の中で無理!と思う瞬間がきたときは、目をそらし気味にしながらうなずいたりして話を聞くようにしてみました。
これは効果があり、顔のひきつりもおさまってくる。
相手が話を始めるときは、心もまだ恐怖感を感じたばかりなので、目もすぐには反応しない。
最初は目を見ながら相槌をうつ。
そのうち、目がヒクヒクしそうになってくるのが自分でわかるので、目をそらして相槌をうつ。
そうすると、気持ちが楽になり、目も顔の緊張もすこし遠のく。
遠のいたときに、また目を見て相槌。
自分が話すと、緊張はとれる。こわばりも一気に引く。
相手の目をみながらでも大丈夫になる。
自分が話すことで、話す内容に意識がいき、恐怖感が遠のくからだと思う。
でも、一方的にずっと話続けるわけにはいかない。
緊張が強くなってきたと思ったら、目をそらして相槌、その後に私の方からあえて何か話をすることにしてみる。
話の内容に対しての、自分が感じたこととか、質問とか。
とにかく自分が何かを発することで、緊張から意識を遠ざけるようにしてみた。
これは相槌だけの時より効果があった。
相手が夢中で話をしている時は、話を切って自分が質問することは難しいときがある。そんなときは、
話を聞きながら、髪を手で撫でつけたり、手を顔にあてたりしてみる。
すると、顔の緊張が少しほぐれることに気が付いた。
カフェなどで話すときはテーブルがあるので、頬杖を突いて手を顔にあててみる。
これも効果があって、瞬時に顔のこわばりが取れるのを感じた。
人間は皆、手から 気がでているからだと思います。
気の力が心と体に作用するからだと思っています。
恐怖感を遠ざけるために私がしていることをまとめると・・・
些細なことなのですが、私の中ではピンチの状況を変えてくれる大切なこと。
これで今はなんとか乗り切っています。
私と同じような方、参考にしてみて下さいね。