安田純平さんへの批判コメントを読んで思ったこと

安田純平さんは一橋大学社会学部を卒業後に信濃毎日新聞社を経てフリーのジャーナリストになっています。

2015年6月からシリアの武装組織に拘束されていました。

安田さん解放のために政府が身代金を支払ったかどうかは明らかにはされていません。

安田純平さんのツイッターでの自己責任発言

安田順平さんに対する世論が非常に冷たいですね。

安田さんのツイートに批判が高まっています。

ツイッターは呟きなので、ツイートの内容によっては歯に衣着せぬ物言いと捉えられがち。

彼は戦地に行くのは自己責任という考えから、安全性を理由に渡航を制限する日本政府を批判していました。

政府に対してのツイート、「自己責任なのだから口や手を出すな」に対しては、批判コメントを載せている方が多いです。

戦場に勝手に行ったのだから自己責任、と言うからにはパスポート没収とか家族や職場に嫌がらせしたりとかで行かせないようにする日本政府を「自己責任なのだから口や手を出すな」と徹底批判しないといかん。

— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015年4月3日

以前にも3度拘束されていること。

今回も政府の制止を振り切りシリアに行って拘束されてしまったこと。

このような発言や行為が世間の反感を買っていると言えます。

安田純平さんの今

解放から2カ月。

今も拘束されているのか、自宅にいるのかわからなくなることがあるようです。
(参考：日刊スポーツ
安田純平さん、解放後２カ月も悪夢消えず「現実か」
2018年12月12日
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201812120000665.html)

3年4か月もの間拘束され、絶望的になったときもあったのですから当然ですよね。

本来なら、メディアで当時のことを語るのは、恐怖をもう一度思い出しながら体感するのと同じです。

まだ2か月しか経っていないのに、依頼がきたので出演したのでしょうね。

当時の状況を辛くても伝えなければという安田さんのジャーナリスト魂が伝わってきます。

まとめ

今回は安田純平さんに対するネットの書き込みがあまりにも冷たいので取り上げました。

政府の制止を振り切りシリアに行って拘束された安田さん。

安田さん自身がツイッターで「自己責任」という言葉を持ち出してツイートしているため、政府が安田さん解放のために自分たちの血税を払ったのなら、その税金を安田さん本人が払うべきだ。

安田さんを批判している方はこのような考えで怒っているわけです。

政府が身代金を払ったかどうかはわかっていません。

色々な意見はあると思いますが、安田さんを批判している方のネット上での人をけなすような書き込みは見ていて気分が悪くなります。

日本人は冷たいなと思います。

悲しいですね。

内容よりも、人をけなすことで、自らのストレスのはけ口にしているとしか思えないです。

たとえ顔が見えないネット上でも、人を罵倒する書き込みは自分自身の人間としての価値を下げてしまいます。

とても恥ずかしいこと。

もっと愛を込めた言葉で自分の意見を表明して賛同を得てください。

何はともあれ生きて帰って来ることができたのです。

そのことを喜んであげませんか？