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トマト缶はなにが危険?どんなトマトなら安全?

トマト缶はなにが危険?どんなトマトなら安全?

娘が高校の授業でトマト缶の中身について学んできたようです。

「トマト缶は腐ったトマトが入っていることもあるらしいよ。イタリアのブランドのトマトも良くないらしいよ。とにかくトマト缶は良くないから買わないで。」

と言われました。

日本に輸入されているトマトは何が良くないのでしょうか。

日本企業の商品のトマトを購入する場合も危険はあるのでしょうか。

調べてみました。

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トマトは何が危険?

 

缶からビスフェノールA(BPA)が溶け出すのが危険

 

ビスフェノールAは、私たちの体内にある一部のホルモンと分子の形が似ていて、複数の動物実験で、大量に摂取すると 生殖器や神経系などに深刻な問題を引き起こす可能性があることが明らかになっているとのこと。

ポリカーボネートやエポキシ樹脂のような、ビスフェノールAを原料とする種類の合成樹脂では、 洗剤で洗浄した場合や、 酸や高温の液体に接触させた場合に、 ビスフェノールA成分が溶け出すことが知られているそうです。

特に、トマト缶は缶の内側にエポキシ塗装が施されていて、 トマトの酸性度が高いために缶の中で溶けて、体に有害な影響をもたらし危険だと考えられています。

 

カナダのように、ビスフェノールA (BPA)を 有毒な化学物質であると認定している国もあります。

また、動物の胎児や産仔に対し、 極めて低い濃度 で神経の発達等に影響を示すという報告が一部の研究者から出されていますので、 妊娠中の方や乳幼児の摂取は特に控えた方が安心ですね。

 

海外で製造されたトマト缶のビスフェノールA(BPA)が溶け出す量は 0 .023~0.029mg程度だということ。

耐容一日摂取量は2.5mg

これを超えるには、トマト缶を1日に約100個分食べないといけないことになりますので、そこまで神経質にならなくてもよいのかもしれませんが。

 

生協による検査結果では、トマト類よりツナ缶の方が値が大きいです。

ツナ缶注意です!

 

生協による日本国外製品の検査結果(参考:ウィキペディア)

フルーツ缶詰め類  検出せず
マッシュルーム缶類  0.007〜0.009ppm
トマト類  0.023〜0.029ppm
ミートソース 0.013〜0.025ppm
ツナ缶類 0.036〜0.051ppm

 

とにかくトマトに限らず、缶詰の商品は避けた方がよいということですね。

 

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トマトは中国産なのにイタリアで加工してイタリア産としているのが危険

 

トマト缶に記載されている原産国を見ると「イタリア」がとても多いですよね。

ですが・・・トマトのほとんどは中国で栽培された「中国産」なのだそうです!

実際、 イタリアのピザの3分の2は中国産のトマトを使っているそうです。

 

イタリアが一番のトマト缶輸出国でも、その材料のトマトをイタリア一国では賄えません。

世界の価格競争にも勝たなくてはなりません。

そのために、 トマトの生産ランキング1位で価格の安い中国のトマトに頼らざるを得ない状況なのです。

 

イタリアやEUの食品表示制度は、トマトの生産地を示さなくてもよく、中国産のトマトや中国で製造した濃縮トマトを イタリアで缶詰加工すると、「イタリア」と記載できるのです。

このトマト缶は マフィアの資金源にもなっているということです。

 

イタリアでさらに添加物を加えたりして缶詰として輸出していて、なんとマフィアの資金源になっているということを知ってしまった私は、イタリアの缶詰を食材として使う気にはもうなれませんね。

 

中国産のトマトが危険なのは、大量の添加物や農薬が含まれている可能性が高いからです。

中国の単位面積あたりの化学肥料と農薬の投入量は世界最多のレベル。

実は日本も中国に劣らず農薬大国なのですが、ご存じでしたか?

 

トマトが中国産かイタリア産かを見分ける方法

 

中国産のトマトを使っているか、イタリア産のトマトを使っているかは、 パッケージにイタリア産トマト使用と強調して書いてあることと、 価格が高めに設定してあることから判断できるようです。

実際みてみます。

 

キッコーマン食品のデルモンテの完熟カットトマト

イタリア産完熟トマト使用とパッケージにしっかり明記しています。

アマゾンの商品説明欄にも「イタリア産の真っ赤に完熟したトマトの皮を湯むきし、サイコロ状にカットしてトマトピューレーに漬けました。」とあります。

さらに 紙容器

これなら安心ですね。

 

 
 

私がいつも買っていたトマト缶は カルディの商品の「 ラ・プレッツィオーザ ダイス トマト缶」です。

原産国はイタリア。

アマゾンの商品説明には「トマトの名産地として知られるカンパーニャ地方産のトマトから、さらに選りすぐった 高品質のトマトのみを使用しています。 缶のコーティングを強化するなど品質管理の厳しいことでも知られ、イタリアのみならず、世界各国のトップブランドがこのトマトを採用しています。

とあります。

きちんとイタリアのカンパーニャ地方産のトマトの高品質トマトのみ使用と書いてあります!

良かった~。

品質管理が厳しく、缶のコーティングも強化しているので、缶容器ではありますが許容範囲ではないでしょうか。

 

 

カゴメの瓶詰トマトソースも安心ですね。

商品によって中国のトマトを使っていますが、原料の調達を担当する日本人の社員が駐在し、原料の栽培から加工までの確認を行っていて、原料の残留農薬についても、現地(中国国内)と日本国内で全ロットの検査を行い、食品衛生法の基準に適合していることを確認しているということです。
(参考:東洋経済オンラインhttps://toyokeizai.net/articles/-/49940?page=5)

 

 

 

まとめ▼

トマトを安全に食べるためには、トマトだけでなく、缶に入っているものはなるべく避け、紙や瓶を選ぶ。

日本企業も含め、購入しようとする商品の企業の取り組みを調べ、信頼できるところから購入するようにする。

特に輸入品で、しかも、日本語で書いて無いものは読めないので不安ですよね。

購入する前にネットで調べ、分からないものは購入を避けるとよいのではないでしょうか。

 

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