有機農産物の肥料には、 家畜の糞尿を発酵させてつくる動物性肥料と、 草を発酵させた堆ilizert肥や米ぬかなどから作られる植物性肥料の2つがあり、現行のJAS法では、このどちらを使っても 有機農産物と謳うことができるようです。
有機肥料は、土の中の多くの微生物のエサになり、微生物が消化したものを植物が取り込むという循環ができ、良質な土を維持できます。
化学肥料は、土の中の微生物のエサになることなく植物に直接吸収されてしまうため、土に含まれる有機物が減り、微生物も死んでしまい、土が悪化してしまうということ。
土が悪化すると、病原菌や病害虫が発生しやすくなってしまいます。
自然の循環で、良質な土を維持させるためには 有機肥料がいいにきまっています。
でも、この有機肥料も問題があるようなのです。
有機肥料も安全ではない！？
家畜の糞尿からなる動物性肥料について、「日本の有機野菜の問題点 安易な循環型有機農業は危険 畑を廃棄物処理場にしている。」https://muhiryou.jp/?tid=17&mode=f38
によると、家畜の糞尿以外の有機肥料である、菜種油粕や米ぬかなどの植物性肥料は、遺伝子組み換えや農薬に汚染されているため、安全とはいえないということです。
現在国内で飼育されているほとんどの家畜の飼料は海外から輸入されていて、飼料のほとんどは遺伝子組み換えの飼料。
家畜の餌には病気予防として抗生物質を混ぜ、食べさせる。
牛や豚などは、太らせたり、肉を柔らかくするために、ホルモン剤を投与する。
蜜蜂の餌にさえも抗生物質を混ぜている。
これらは、ほとんどの農家が行っていることなのだそうです。
この家畜の糞尿が肥料になる。
上記のサイトに、 農業生産出荷量が市町村全国一位を誇るある地域の写真が載っていて、なんと、 養豚場のバキュームカーが、畑に生の家畜糞尿をまいた後の写真が載っていました。
国は完全に発酵させた完熟堆肥をまくことを指導しているにもかかわらずです。
発酵させるのに時間がかかるためでしょうか。
このようなことを平気でしている生産者が今もいるのです。
この生の家畜糞尿で生産された農作物もブランド野菜として市場に出回っているのです。
恐ろしい。
最近の2018年10月の写真も載せてありました。
化学肥料は生態系を壊してしまうと感じていたけれど、有機肥料もいろいろと問題があり安全ではないようですね。
発酵が不十分な動物性肥料は危険！
有機肥料の原料となる家畜のフンや残飯には、サルモネラや病原性大腸菌O157など、食中毒を引き起こす病原菌が含まれていることがあり、発酵が不十分だと堆肥の温度が上がらず殺菌が不十分となり、 病原菌が堆肥中に残ってしまうことがあるようです。
菌を含んだ堆肥で農作物を作ると、 病原菌が農作物に移って集団食中毒を引き起こす可能性があるということ。
生の糞尿なら、その可能性がもっと高まるのに、それを知りながらも繰り返している生産者。
自然や消費者に対する愛をもたずに作物を作っている生産者が一定の割合はいる、ということを重く受け止めなくてはいけないと感じています。
スーパーに並んだ野菜はどのように作られているのか全く分かりませんし、放射能汚染にも気を付けなくてはなりません。。
信頼できる生産者から購入するのが一番です。
今回この事実を知ったのは、自然栽培そらの野菜のサイト。
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