ONE PIECE 熊本復興プロジェクト
人気漫画、『ONE PIECE』作者の尾田栄一郎さんは熊本出身。
『ONE PIECE』は、最も多く発行された(世界中で4億3千万部以上が発行)単一作者によるコミックシリーズとして、2015年に ギネス世界記録に認定されています!
驚異的な人気ですね!
2016年4月に発生した熊本地震からの復興を手助けするため、地震直後の4月17日に、熊本県に「必ず助けに行く」というメッセージが届きます。
このメッセージを原動力として、ONE PIECE 熊本復興プロジェクトが立ち上がりました。
2016年にはその第一弾として、スタンプラリーやラッピング列車を実施。
熊本城マラソンでは、麦わらの一味がランナーを応援します。
益城町では、ふるさと納税の返礼品として、ONE PIECE オリジナル返礼品が製作されます。
2017年の第2弾では、連載20周年と新成人を祝い、尾田氏と集英社から、特別メッセージとノベルティが新成人全員に贈られます。
熊本県のホームページジャックや、東京銀座にある銀座熊本館、くまもんファン感謝祭とのコラボも実現しています。
2018年4月、尾田氏は熊本県民栄誉賞を受賞。
ギネス世界記録に認定されたこと、熊本県や被災市町村と連携した、ONE PIECE 熊本復興プロジェクトを通し、熊本地震の復興支援に尽力した功績が称えられました。
尾田氏は、
「今持てる自分の力で親や故郷に恩を返していくのは当然の流れ。今後も自分にできる最大限のエールを送り続けたい。」と答えています。
(参考:アニメ&ゲーム
「熊本県民栄誉賞」贈呈 『ONE PIECE』作者・尾田栄一郎氏「大変光栄」
https://www.oricon.co.jp/news/2109528/full/)
県民栄誉賞受賞を記念し、熊本県は尾田氏の寄付金を使い、ルフィの銅像を県庁前のプロムナードに設置する計画をしていると発表。
尾田氏が熊本地震復興支援ため、ルフィ名義で、 2016年度に5億円、17年度に3億円、合計8億円の寄付をしていることを明らかにしました。
8億円ですよ~!!
8億に上る寄付は、尾田氏の意向でこれまで公表されていなかったため、県民は知りませんでした。
地震の復興支援に尽力する尾田氏の地元愛はすばらしいですね。
ルフィの銅像には、約1,300万円かかっているようです。
1,300万円!!
こちらもすごい。。
熊本県庁敷地内に「ルフィ」銅像完成!
11月最後の30日。
ついに完成しました♡ルフィ像♡
ルフィ像はブロンズ製で等身大の174センチ。
約1500人のファンが集まり除幕式。
ルフィ愛用の麦わらの帽子をかぶって蒲島知事やくまモンが登場したそうです。
粋な演出ですね。
知事は「熊本地震という逆境にあってもルフィのように決してあきらめず創造的復興という夢に向かって向かい続けて進みたい」と宣言。
ルフィの仲間たち『麦わらの一味』が県庁をジャックし、県庁屋上には海賊旗が掲げられました。(屋上の海賊旗が写っていませんね)
熊本駅と熊本空港には麦わらの一味やくまモンと一緒に写真撮影ができるパネルが来年3月末まで設置されるそうです。
(参考:FNNPRIME
熊本県庁に『ONE PIECE』の主人公・ルフィ像を設置
11/30(金)
https://www.fnn.jp/posts/565TKU)
ルフィ銅像は、県庁敷地内の遊歩道に設置してあるので、夜中でも見に行けるのでは?
1300万のルフィの銅像!
夜の警備も大変になるのではないでしょうか!?
スクールバスがワンピース!
県の復興プロジェクトの一環で、 熊本県益城町の広安西小のスクールバスはワンピースが描かれているんですよ♡
ルフィやチョッパーなどのキャラクターが全面に描かれているスクールバス。
広安西小には広い範囲から子供たちが集まってくるため、スクールバスを走らせていましたが老朽化。
地震が起き、復興関連が優先されてしまい、バス買い替えの目処が立た
県商工会議所青年部連合会は新しいスクールバスを寄贈するため、県内七つの経済団体と協力。
費用約1800万円を負担して実現したということです。
2018年の3月12日から運行しています。
(参考:日本商工会議所青年部
実現しよう。福幸!益城みんなのバス 水俣YEG
2018.03.13
http://yeg.jp/2017/180313-minamata-yeg.html)
(参考:くまニッチ
2018.03.12
https://kuma-niche.com/news/hee/onepiecebus/)
益城町立広安西小学校におじゃましました。
スクールバスの名は、Goingましき号!
お子さん方の登下校を一味がいろどります。こちらも復興プロジェクトの一環でイラストを使用していただいております。 pic.twitter.com/sfok7M7bcl
— ONE PIECE スタッフ【公式】 (@Eiichiro_Staff) 2018年4月15日
毎日一味がお出迎え!
バス全面がワンピース!
夢のあるプロジェクトですね。
バスを見るだけでワクワクしますよね。
このバスに毎日乗れるなんて広安西小の子供達が羨ましい~
尾田栄一郎さんプロフィール
『ONE PIECE』作者の尾田栄一郎さんは、1975年1月1日元旦生まれ!の43歳。
血液型はA型。
漫画家になるため、1994年に九州東海大学工学部建築学科を1年時で辞める。
その後、甲斐谷忍・徳弘正也・和月伸宏のアシスタントとなる。
お父さんが油絵を描くのが趣味だったのが影響して、幼いころから絵を描いていたようです。
絵の才能は親譲りなんですね!
漫画家という職業を知り、目指し始めたのは4歳。
小さい頃の夢を実現させているんですね。
小学5年生のときにサッカー部に入っています。
ONE PIECEでチームの楽しさを描いているのは、サッカーでの経験が元になっているようです。
高校1年でサッカーは辞め、漫画に集中します。
高校在学中に投稿した WANTED!が 週刊少年ジャンプの新人賞の手塚賞に準入選。
1993年には、10月期第104回ホップ☆ステップ賞で 一鬼夜行が入選。
勢いに乗ってきましたね。受賞したことにより、漫画の世界でやっていけると強く感じたのでしょう。
道が決まった以上、工学部建築学科で勉強する必要性がないため、大学は辞め、漫画家のアシスタントとなる。
アシスタント時代に描いた読切の海賊漫画 ROMANCE DAWNが、後のONE PIECEの原型となります。
(参考:尾田栄一郎 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』来歴より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E7%94%B0%E6%A0%84%E4%B8%80%E9%83%8E)
まとめ
予想不可能な展開に驚き、夢中になってしまうONE PIECE。
仲間との絆の大切さを教えてくれるONE PIECE。
数々の名言にも惹かれますよね。
推定年収31億といわれている尾田栄一郎さんですが、睡眠時間は3~4時間、休みなしといわれています。
本当のところはどうなんでしょうか。
ワンピースについて、週刊少年ジャンプ34号のインタビューでは、「ストーリーがまだまだあるからまだ終われない」と答えています。
連載している間は仕方のないことなのかもしれませんが、お身体を大切にして欲しいです。
私達を長~く楽しませてくださいね。